内定式の後、怒りをみたこと

内定式は10月4日にあった。

今年の新卒は10人で、そのうちの7人は女の子だった。女の子たちはみんな穏やかな子で、気が合いそうな感じだった。

同じ部署の子に、私たちのアイドル大藤のような雰囲気の子がいた。しかも大藤と同じ高校出身だった。この子とは友達になれそうな気がするけど、ちょっとどこかに闇を抱えてそうな感じがした。

内定式の次の日はみんなで宮島に行く予定だったけれど、台風のせいでフェリーがでなくなったから会議室であなご弁当を食べて解散した。

 

思ったより早く終わってしまったから、映画を見に行くことにした。今日はレディースDAY

前から気になっていた「怒り」をみた。李相日監督

ほとんど妻夫木くんと綾野剛の絡みシーンへの興味だけでみたのに、その薄い興味関心に反するかのように映画のストーリーにどんどん惹きこまれてしまって呼吸が深くなった。

ここからちょいとネタバレ

ある夫婦殺害事件の犯人が逃走したことから物語は始まって、犯人とよく顔の似た3人が犯人じゃないかと疑われていくんだけどその3人を取り巻く人との間で描かれてる人間模様が濃すぎた... 沖縄の基地とか米兵の問題とか絡んでいた。

怒りって言葉は一つだけど、何種類もあるんだな。

人を信じるとか、本心とか本気ってなんだろうと思った。

森山未來のタナカがとっても気持ち悪かった。あんなに気持ち悪さとか狂気を表現できる人は中々いないね。

 

それにしても、綾野剛の儚げな雰囲気と綺麗な身体は忘れられない。

俳優ってすごいなぁ